子供が習い事を辞めたくなる時、
それは子供が習い事を嫌になったとき
(当たり前だけどw)
子供が習い事を嫌がった時はこの記事が参考になると思います!
↓
子供が習い事を嫌がる5つの原因と対処方法
リンク先にも書いてますが、私自身は子供が辞めるといったら辞めさせる派です。(無理に続けさせない)
以下、上記記事では触れなかった「辞める・辞めない」関係の事について書いていきます。
みんなはどうしてる?
子供が習い事をやめたいといったとき、ほかの親御さんはどうしてるんだろう?
と思って調べたらこんなデータがありました!
「習い事、やめたいと言われたら?」子どもの習い事調査&アドバイス
(ベネッセがしたアンケート調査です)
2013年のアンケートで回答者数は2439人です。「辞めたい」と言われた親御さんの対応は・・
そのまま続けさせた人が約50%
指導内容を変更したりして様子を見た(=続けさせた)のが約20%
希望通りやめさせたのが30%
ということで、続けさせる場合と辞めさせる場合の比率は7対3。続けさせる親御さんのほうが多いですね~
続けさせる?辞めさせる? それぞれのメリット
習い事を続けさせるメリットと辞めさせるメリットを整理してみます
続けさせるメリット
・我慢強さ、忍耐力がつく(かもしれない)
・続けた習い事が上達する
・新しい習い事を探し、検討する労力が必要なくなる
辞めさせるメリット
・子供がストレスから開放される
・新しい習い事を探すきっかけになる
・習い事にかけていた費用が浮く
・「辞めたい!」「続けなさい!」が親子喧嘩の火種になっている場合はそれがなくなる
続けさせる派 辞めさせる派 それぞれの主張
辞めさせた方がいいよ派
子どもが辞めたいといったときは辞めさせた方がいい、という主張をしている記事でよくまとまってると思ったのがこの記事でした
日経系の記事です。小学校で23年間教師を勤めてきた教育評論家にインタビューした内容です(^^)
内容をサクッとまとめると・・
・嫌な習い事をずっと続けるのは
子供にとって苦しいこと
・本人がやりたいと思っている事
の方がやる気がでるし伸びる
・子供のうつの原因として挙げられている(本当はやりたくないことをやることが)
・辞めグセがつくというのは
私は嘘だと思う
ひとつ指摘すると、この主張は「~だと思う」的な教育評論家個人の感想にすぎないです。実験によりこういう事が明らかになった、というような根拠は示されてません。
でも、「23年教師をしてきた人の感想」というのはそれなりに信頼できるものですし、主張の内容もみても「まあそうだよね・・」と一般的に納得できる内容ですね!
続けさせた方がいいよ派
次に続けさせた方がイイよ派の主張について調べてみましたが・・・内容がちゃんとまとまった記事は見つかりませんでした(これはけっこう驚いた)
また、
「子供 習い事 辞める」
「子供 習い事 続ける」
で検索してみると、どちらの場合も「子供が辞めたがっているなら辞めさせたほうがいい」という論調の記事が検索結果に現れることが多いです。
ベネッセのアンケートでは続けさせた人が7割と多数なのにそのメリットについて書かれた記事が少ない・・というのはちょっとフシギな点ですね^^;
子供の「辞めたい」は気まぐれ?
ヤフー知恵袋などで子供に習い事を続けさせた人の意見などを見てみると 子どもの「やめたい」は案外簡単に変わるという事もわかります。(わざわざ言われるまでもなく日々の子育てで実感してるかもしれませんね 笑)
親が「もうちょっとがんばって続けてみ?」と言ってしばらく続けさせてみたら「やっぱり続けたい!」と子供が言った、というような口コミは結構多いです。
結論
子供が辞めたがっている場合、やめさせるか?続けさせるか?のそれぞれのメリットや主張を比べてみると、はやり辞めるほうがメリットが多いように感じます。
ただし、子供の「辞めたい」が深刻なものではなく、ただの気まぐれ・かんしゃくの場合もあります。なので辞めたい理由が深刻でない場合なら、まず
「あと2ヶ月だけがんばってみたら?」
「次のステップに進級するまでは頑張ってみたら?」
「じゃあとりあえず一旦お休みしてみようか(と言って習い事を休止させてもらう)」
といった提案をして、数ヶ月続けさせてみるor一旦お休みして、それで「やっぱり続ける!」とならずにやっぱり辞めたいようなら辞めるのが一番無難な方法でしょう。